検索キーワード選定③(指名検索なのに埋没する具体例)

検索キーワード選定(指名検索の続き)

 

いきなり「自分のサロン名」で検索してくれることを指名検索といいます。指名買いの検索版だと思えば分かりやすいかもしれません。指名検索では一発で1位表示されることを目指してください。

 

これはサロンのネーミングにまで遡って考えないといけないのですが、ネーミングに独自性がないとせっかくの指名検索でも1位表示されません。1ページ目どころか他のページの中に埋没してしまいます。例をあげましょう。

 

 

 

他の有名商標とかぶっていると指名検索なのに埋没する

 

例えば「アクア」という名前のサロンさん(検索するとたくさんありそうな気がしますが・・・)、アクアで検索して上位に出てくるのは圧倒的にトヨタ車のアクアです。地名と掛け合わせても同じ。全国各地のトヨタ車の販売店が表示されることでしょう。

 

さらに、家電のAQUA(昔のSANYO、今はハイアール)、アクアクララ(水の宅配)、小笠原の宿AQUA、パーラーAQUA、、、と続きます。

 

サロン業界ではホットペッパービューテイーは検索に強いですが、ようやく3ページ目にホットペッパービューテイー掲載のサロンぽいアクアさんが出てきました。

 

サロン名に使いたくなる素敵な名前はどうしても競合が多くなってしまいます。

 

 

一般名詞・一般的な単語だと指名検索なのに埋没する

 

リラクゼーションサロン系でありがちなネーミングでいうと、手のひらを意味する「ハンド」「ハンズ」「パルマ」「手のひら」をそのままサロン名にしているケースが結構あります。

 

川「リバー」、海「シー」、星「スター」「ステラ」、月「ムーン」「マーレ」、太陽「サン」などを使用するサロンさんも多いですね。サロンだけでなく、カフェやオフィスなどの一般企業でもこれらの自然系・星系・宇宙系を割とそのまま店名・会社名・商品名に使うケースは多いです。

 

もちろん、商号として使用するのは問題ないのですが、これも指名検索した場合は埋没しやすい(反対にいうと上位表示するのに時間とお金と労力がかかる)ことは知っておく必要があるでしょう。

 

 

検索エンジン対策のためにサロン名を変えるべき?

 

結論からいえば不要だと思います。

ケースバイケースですが、原則は愛着のあるサロン名を大切にして、そのサロン名に合う検索エンジンの最適化を行っていくことをお勧めします。

 

あなたのサロンを指名検索をする人であれば2ページ目・3ページ目くらいでれば探して訪問してくれますし、同じ検索順位のままでも埋没しないように見つけてもらいやすい表示の仕方に変えるということは可能です。

 

愛着のあるサロン名を大切にしながら、SEOの内部対策をしっかりしていくことが大切です。